
松村審査委員長 審査講評
今年の「マーケティング・エフェクティブネス部門」は、マーケティングが持つ課題解決の無限の可能性を感じさせてくれました。ファイナリストたちの卓越した作品たちは、審査の議論を白熱させました。
グランプリに輝いたのは「大震災における最新リアルタイム情報発信戦略~石川県庁の1年半~」。マーケティングの力が「人命」という最も尊い領域に深く関わり、救済の光を灯したことに、深い感銘を受けました。石川県庁の揺るぎない熱意は、県民と職員を救い、復興への希望の波を力強く広げました。さらにこの知見が「未来の危機」に備えられるものとしてマニュアル化されたことは他県でもきっと活用されると思いました。
今年もまた、時代を切り拓く好事例に触れ、その価値を審議できたことに、心より感謝いたします。




