2025年審査委員紹介
フィルムクラフト部門
Juries-Film Craft

フィルムクラフト部門 審査委員長

山田 智和Tomokazu Yamada
  • Caviar
    Tokyo Film/映像作家・映画監督・写真家
プロフィール
映像作家 / 映画監督 / 写真家
米津玄師、あいみょん、宇多田ヒカル、藤井風、サカナクションなどのミュージックビデオを監督し、長編映画の監督、TVCMの企画演出のほか、写真集やファッション誌のビジュアル撮影、写真展、ライブ演出などその活動は多岐に渡る。
審査委員長メッセージ
目指すところは純度の高いクリエイションの議論や評価の場所です。
あくまで自分は審査する側では無くて、される側のプレイヤーでありたいと思っていますが、日本で純粋に映像クリエイティブを評価する場所は限りなく少ないということも同時に痛感しています。

制作者の端くれとして、日本でもそのような場所がACCフィルムクラフト部門を通じて生まれることを強く望みます。

広告映像はもちろん、それ以外のジャンルやどこにも該当しないような作品も是非ご応募下さい。

フィルムクラフト部門 審査委員

佐渡 恵理 Eri Sawatari
  • 映像作家
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

ロンドン芸術大学卒業後、コトリフィルムを経て、現在は辻事務所所属。コマーシャルフィルム、ショートフィルム、ミュージッククリップ、アートフィルムなど様々な分野で活動。
海外プロダクションに映像ユニット”Sojiro & Eri” としても所属し、国内海外問わず映像分野で活躍している。大胆で想像力豊かなクリエイティブビジョンで、印象に残るフィルム作品を作り続けており、CMディレクターの中で異彩を放つ。
2023年の作品、JILL STUARTのシーズンコンセプトショートフィルム「Bloom in the mirror」では、「多様な自分を謳歌する」をコンセプトとし、ドキュメントとファンタジーが共存した新しいショートフィルムの形に挑戦した。このShort filmで数々の賞を受賞している。
2025年hermon art projectを発足し女性アーティストの発掘を目的とした展示を開催。アーティストとして作品を発表しつつもキュレーターとしてprojectを成功させた。

関 和亮 Kazuaki Seki
  • koe
  • Director、Art Director、Photographer
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1976年生まれ。長野県小布施町出身。ミュージックビデオ、CM、TVドラマのディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。
音楽ビジュアル等のアートディレクションも行う。サカナクション「アルクアラウンド」のMVが第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞。
OK Go「 I Won’t Let You Down」のMVでは2015 55th ACC CM FESTIVAL 総務大臣賞とACCグランプリ受賞。
その他、Vaundyや藤井風などのミュージックビデオ等を手がける。
TVドラマではバカリズム脚本「かもしれない女優たち」をはじめ、スペシャルドラマや連続ドラマの監督を務める。2021年5月に商業映画初監督作品「地獄の花園」が公開。
2025年5月公開予定の映画「かくかくしかじか」(出演 永野芽郁・大泉洋)の監督を務める。

竹内 スグル Suguru Takeuchi
  • GLASSLOFT
  • 映像監督、DOP、写真家
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1962年兵庫県神戸生まれ。
映像監督、DOP、写真家。
90年初頭から、撮影監督、演出家として活動。TVCM、MV、ドラマ、ショートフィルム、写真など、視覚表現領域を横断し、様々な作品を世に送り出している。

田中 裕介 Yusuke Tanaka
  • Caviar
  • 映像ディレクター
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1978年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
2007年よりキャビアに参加。
秀逸なデザインセンスと映像制作のスキルに遊び心を加味した独創性を武器に、多くの話題作を手掛け、CMやMusic Videoの映像演出を基軸に、グラフィックデザイン、アートディレクション、舞台演出など、その活動の幅は多岐にわたる。
Double A × OK GO「Obsession for Smoothness」では567台ものプリンターを用いた驚きの演出方法で世界中から注目を浴び、ADC賞、Cannes Lions ゴールドを受賞。
また、サカナクションの多くのミュージックビデオを手掛ける中で、近年は彼らのライブ演出も担当している。

長久 允 Makoto Nagahisa
  • 電通
  • 映画監督、脚本家
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

CMプランナーを経たのち、映画監督として活動。監督脚本を務めた短編映画「そうして私たちはプールに金魚を、」が2017年サンダンス映画祭にて日本人初のグランプリを獲得。代表作に、長編映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」、WOWOWオリジナルドラマ「オレは死んじまったゼ!」「FM999」「蟹から生まれたピスコの恋」他。GUCCIのグローバル広告「Kaguya By Gucci」は、2023年度ACCフィルムクラフト部門にて監督賞受賞。

林 響太朗 Kyotaro Hayashi
  • 映像監督、写真家
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1989年東京生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース卒業後、DRAWING AND MANUALに参加。
多摩美術大学情報デザイン学科デザインコース非常勤講師。

【受賞歴】
ヴェネツィアビエンナーレ特別賞(2016)
VMAJ 2019 BEST ROCK VIDEO賞
VMAJ 2019 BEST POP VIDEO 賞
ADFEST 2019 Bronze
SSMA 2020 BEST VIDEO DIRECTOR
SSMA 2020 VIDEO OF THE YEAR『Aurora』
ADFEST 2020 Bronze
Best streamlining: Wallpaper* Design Awards 2021
iF DESIGN AWARD 2022 Gold

【アカウント】
instagram
https://www.instagram.com/kyotaro_photo/?hl=ja

X
https://x.com/Kyoutaro0618

facebook
https://www.facebook.com/kyoutaro.hayashi

藤井 道人 Michihito Fujii
  • BABEL LABEL
  • 監督、脚本家
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1986年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。
大学卒業後、2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。
伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』(2014 年)でデビュー。
以降『青の帰り道』(18年)、『デイアンドナイト』(19年)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20年)、『ヤクザと家族The Family』(21年)、『余命10年』(22年)『ヴィレッジ』(23年)『最後まで行く』(23年)『パレード』『青春18×2 君へと続く道』(24年) など精力的に作品を発表。
第43回日本アカデミー賞にて『新聞記者』(19年)最優秀賞3部門含む、6部門受賞、
第48回日本アカデミー賞にて『正体』(24年)12部門13の優秀賞を受賞ほか、映画賞を多数受賞。
2025年には映画『港のひかり』公開、Netflixシリーズ「イクサガミ」の世界独占配信を控えている。

堀田 英仁 Hideto Hotta
  • 映像監督
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

1988年生まれ。東京都出身。
大事にしていることは、作品と社会の接点。

YUANN Yuann
  • GENZONE / kidzfrmnowhere
  • Director、Photographer
プロフィール/受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

東京を拠点にグローバルに活躍する映像監督・クリエイティブディレクター、YUANNは、自身のクリエイティブハウス「Kidzfrmnowhere」の創設者であり、米国の映像制作会社「Cadence Films」に監督として所属している。映像制作を軸に、ファッション、音楽、カルチャーといった領域を横断する創作活動を展開している。

Louis Vuitton、Prada、Dior、Nike、ZARAなど世界的ブランドとのコラボレーション実績も豊富で、TWICE、ILLIT、&TEAM、ENHYPENといったアーティストのMVを多数手がけてきた。Kidzfrmnowhereは東京と上海に拠点を構え、2025年には韓国への進出も予定している。YUANNはアジアの創造力をひとつに結び、それを世界に発信することを自身のミッションに掲げている。