インタラクティブ部門

インタラクティブ部門 審査委員長

須田 和博 Kazuhiro Suda
所属(会社)
博報堂
役職(肩書き)
エグゼクティブ・クリエイティブディレクター
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】1985年ぴあフィルムフェスティバル入賞、1999年ACC賞、2000年TCC新人賞。
2009年「ミクシィ年賀状」で、TIAAグランプリ受賞、カンヌ国際広告祭メディアライオン・ブロンズ受賞。
2013年「ロッテ・カフカ・泣きやみ動画」で、カンヌサイバーライオン・ブロンズ受賞。アジア太平洋広告祭2014で、モバイル・ロータス・ゴールド、サイバー・ロータス・シルバー受賞。
2014年「ライスコード」で、カンヌPRライオン・ゴールド、同アウトドア・ゴールド、アジア太平洋広告祭メディア・ロータス・グランデ、ロータス・ルーツ、APACエフィー・ゴールド、JACEイベントアワードなど、合計60冠以上を受賞。

【著書】「使ってもらえる広告」アスキー新書

プロフィール
1967年新潟生まれ。1990年多摩美術大学卒、博報堂入社。AD、CMプラナーを経て、2005年インタラクティブ領域へ。2014年スダラボ発足。同ラボの第1号試作品「ライスコード」で、アジア太平洋広告祭にて、メディアロータス・グランデ、ロータス・ルーツ、はじめ合計7冠を得る。
審査委員長メッセージ

「ソレって広告なの?」→「コレこそ広告でしょ!(21世紀のね)」

ACCインタラクティブ部門の2代目審査委員長、博報堂/スダラボの須田です。
昨年の審査方針は、「ソレって広告なの?」と訊きたくなるような、今までの広告の形をしていないモノを探したい!ということでした。今年はその問いを受けて、「コレこそ広告でしょ!(21世紀のね)」と、堂々と胸を張って言えるものを探したい!と、ここに宣言します!(可能な限りね)。時代の変化に応じて姿を変えてゆく広告の、未来のカタチを誰よりも先に見つけ出して褒めたい!という熱意は相変わらずですが、キワを壊して広告そのものを拡げるためだけでなく、いまの普通の生活に「最適化」された、いまの生活者に合う「広告のUX」を探したいです。動画であれ、サイトであれ、ユーティリティであれ、そういう「最適化された広告UX」を探し出す部門にしたい。最新技術を当たり前に使いこなし、ごく普通にインタラクティブする、いまどきの普通の生活者に「コレって広告だったんだ?」→「嫌じゃなくて、いいね!」って、言ってもらえるようなものを、ワイワイ・ガヤガヤと探したい!皆さま、今年も応援よろしくお願いいたします!

インタラクティブ部門 審査委員

大八木 翼 Tsubasa Oyagi
所属(会社)
SIX
役職(肩書き)
クリエイティブディレクター/共同執行責任者
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】カンヌクリエイティブフェスティバル金賞・銀賞・銅賞/D&AD YELLOW PENCIL/第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞/ACC銀賞/東京コピーライターズクラブ会員

主な仕事に、「SMBC日興証券:FROGGY」、「HERMES:エルメスのちいさな絵本」、「森ビル:TOKYO CITY SYMPHONY」、「GOOGLE:ALL IS NOT LOST」、「SAMSUNG:SPACE BALLOON PROJECT」などがある。

プロフィール

2002年、博報堂にコピーライターとして入社。日本のトラディショナルなアド経験を嫌というほどした後、表現の新天地を求めてウェブの世界へ。かねてより大好きだったデジタルアートを仕事に取り込み、カルチャーコネクテッドなインタラクティブ表現を創り出している。

“広告は、ひととひととをつなぎ、世界を良き方向へと向かわせる、最大のメディア・アートである”という考えのもと、表現における自分なりのソーシャルグッドを探し求める。

夢は、ボリス・ヴィアンのカクテルピアノのような装置をつくること。
プラダのショーと村上春樹の新作を楽しみにしながら毎日を生きている。

落合 陽一 Yoichi Ochiai
所属(会社)
筑波大学 / Pixie Dust Technologies
役職(肩書き)
学長補佐・助教 / CEO
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】
World Technology Award 2015/Prix Ars Electronica 2016/EU STARTS Prize 2016/Laval Virtual Award 2014, 2015, 2016/グッドデザイン賞 2014, 2015/Asia Digital Art Award 2015/経済産業省Innovative Technologies2014,2015,2016/総務省 異能vation 2014/Best Demo Award,Eurohaptics 2014/WIRED Creative Hack Award 2015 Grand Prix The best of Siggraph 2014 technical papers/Springer Diamond Award for Best Research 2013/東京大学大学院学際情報学府専攻長賞 2013/IPA未踏事業・天才プログラマー/スーパークリエータ認定(情報処理推進機構) など

【審査委員歴】
ACC インタラクティブ部門, WIRED Creative Hack Award, VRC Award, Laval Virtual Award, International Students Creative Award, Microsoft Imagine Cup, 各種ハッカソン

【主なお仕事】
[個展]”Image and Matter: Cyber Arts towards Digital Nature by Yoichi Ochiai” 於クアラルンプール・マレーシア / 個展”Imago et Materia” 於六本木Axiom
[グループ展]Ars Electronica Festival / SIGGRAPH Art Gallery / 県北芸術祭 / Media Ambition Tokyo / AMIT / Digital Shock
[コラボレーション]Sekai No Owari Zepp Tokyo Live 会場演出 / Dom Perignon P2 Experience 会場演出 / ONE OK ROCK “Wearable One OK Rock” / カナヘイのゆるっとタウン “Zoetrograph” / Sword Art Online劇場版イベント “SAO x Wizard Yoichi Ochiai, Technotopia”

プロフィール
1987生、2015年東京大学学際情報学府博士課程修了、2015年より現職。専門はCGH、HCI、VR、視覚聴覚触覚ディスプレイ、デジタルファブリケーション、メディア史。著書に「魔法の世紀(Planets)」など。VRコンソーシアム理事、一般社団法人未踏理事、電通ISIDメディアアルケミスト、博報堂プロダクツフェローを務めるなど、産学官にまたがってメディア芸術・ホログラフィ・IoT・計算機カルチャーなどに関して製品づくりや開発、文化政策などに関わる。
倉又 俊夫 Toshio Kuramata
所属(会社)
日本放送協会(NHK)
役職(肩書き)
放送総局 デジタルコンテンツセンター 副部長
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】マルチメディアグランプリ1993 インタラクティブメディア部門 特別賞(近未来テレビSIM<SimTV>)
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー2009 優秀賞(特ダネ投稿DO画)
ソーシャルテレビアワード2013大賞(NHK×日テレ60番勝負)

【審査委員歴】NHK 日本賞 ウェブ部門 審査委員(2006)

【著書】インタラクティヴTV(工業調査会)、デジタルネイティブ(NHK出版)(いずれも共著)

プロフィール

90年代中盤からテレビ放送の分野でインタラクティビティの可能性を探る番組を手がけ、インターネットの黎明期からウェブサイトでの新しい表現を模索してきた。最近では、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の非常勤講師も務め、新しい才能の育成にも取り組んでいる。

〔主な番組・ウェブサイト等〕
SimTV1~3、NHKスペシャル「デジタルネイティブ」、デジタルスタジアム、特ダネ投稿DO画、NHK×日テレ60番勝負、NHKオンライン、NHKオリンピックオンライン(シドニーほか)、東日本大震災アーカイブス、戦争証言アーカイブス、平成28年度「ネットでテレビ実験」アプリ ほか多数

小池 博史 Hiroshi Koike
所属(会社)
役職(肩書き)
インタラクティブコミュニケーションエキスパーツ/理事長
イメージソース/代表取締役
ノングリッド/代表取締役
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】Cannes Lions、ONE SHOW INTERACTIVE、D&AD Awards、Spikes Asia、ADFEST、ACC CM FESTIVAL、AD STARS、Digital Signage Awardなど。

【審査委員歴】ルミネミーツアートアワード、Unknown Asia、Asian Creative Awards

プロフィール

テクノロジー、デザイン、アートに精通し、最先端の技術を取り入れたデザイン性の高い作品を発表。国内外のクリエイティブ・アワードを数多く受賞。近年は、プロダクトやサービスの自社開発も行い、コトやモノを生むプラットフォームを作り出している。

◆インタラクティブコミュニケーションエキスパーツ http://i-c-e.jp/
◆イメージソース http://www.imgsrc.co.jp/
◆ノングリッド http://non-grid.com/

齋藤 精一 Seiichi Saito
所属(会社)
Rhizomatiks
役職(肩書き)
Creative Director / Technical Director
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事
2009年-2014年国内外の広告賞にて多数受賞。
現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。
2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015審査員。
プロフィール
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエイティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。
白井 明子 Akiko Shirai
所属(会社)
ローソン
役職(肩書き)
デジタルプラットフォーム部シニアマネジャー
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】第10回 Web クリエーション・アウォード 「Web人大賞」受賞
日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013準大賞」受賞

プロフィール
株式会社ローソンに入社。
直営店舗に配属後、本社で金融事業や広告販促部に従事し、現部署へ異動。
2010年よりデジタルマーケティング強化ミッションに従事。
2015年からITシステムに領域を広げ、デジタルプラットフォーム施策の構築と企画を担当。
法政大学イノベーションマネジメント研究センター客員研究員。
白土 謙二 Kenji Shiratsuchi
所属(会社)
個人 フリーランス
役職(肩書き)
思考家
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】ACC賞、カンヌCMフェスティバル銀賞等

【主な作品・お仕事】セブン-イレブン 企業CMシリーズ、サントリー角瓶CMシリーズ等

プロフィール
1977年株式会社電通入社。CMプランナー、コピーライター、クリエーティブディレクターを経て、2008年から執行役員、特命顧問を歴任し、2015年退任。ブランド・コミュニケーションだけでなく、経営・事業戦略から商品・店舗開発、イントラネット構築からCSR領域まで。企業のあらゆる課題を“クリエーティビティ”の視点から解決する統合的・戦略的なコンサルティングで活躍してきた。
菅野 薫 Kaoru Sugano
所属(会社)
電通 CDC / Dentsu Lab Tokyo
役職(肩書き)
グループ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】JAAA クリエイター・オブ・ザ・イヤー(2014年、2016年)/カンヌライオンズ チタニウム部門 グランプリ / D&AD Black Pencil(最高賞)/ One Show -Automobile Advertising of the Year- / London International Awardsグランプリ / Spikes Asiaグランプリ/ ADFEST グランプリ / ‎ACC CM FESTIVAL グランプリ /東京インタラクティブ・アド・アワード グランプリ / Yahoo! internet creative awardグランプリ/ 文化庁メディア芸術祭 大賞 / Prix Ars Electronica 栄誉賞 / グッドデザイン金賞など、国内外の広告、デザイン、アート様々な領域で受賞多数。

【主な作品】
・本田技研工業インターナビ「Sound of Honda /Ayrton Senna1989」
・RoadMovies
・太田雄貴 Fencing Visualized
・SAYONARA 国立競技場 FINAL FOR THE FUTURE
・その他、BjörkやBrian Enoなどのミュージシャンとの映像プロジェクト等。

プロフィール
2002年電通入社。データ解析技術の研究開発業務、国内外のクライアントの商品サービス開発、広告キャンペーン企画制作など、テクノロジーと表現を専門に幅広い業務に従事。
田中 耕一郎 Koichiro Tanaka
所属(会社)
PROJECTOR
役職(肩書き)
クリエイティブディレクター
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】カンヌライオンズグランプリ2回、金賞6回
D&ADブラックペンシル、イエローペンシル3回
文化庁メディア芸術祭優秀賞2回
など

【審査委員歴】カンヌライオンズ、D&AD、NY ADC、One show

プロフィール
1973年奈良生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。映像制作会社TYOを経て、2004年、PROJECTOR設立。
主な仕事に、ユニクロ 『UNIQLOCK』『UNIQLO WAKE UP』『UNIQLO RECIPE』、インテル『Museum of Me』、相模ゴム工業『Act of Love』、タビオ『Tabio Slide Show』、三越伊勢丹グループ『心に太陽を呼ぶ、祝祭。』など。
ブランドの根源的な価値を照らしながら、より多くの人たちと幸福感を感じ合えるような表現を目指している。
刀田 聡子 Satoko Toda
所属(会社)
宣伝会議
役職(肩書き)
月刊『ブレーン』副編集長
プロフィール
2003年宣伝会議入社。以降一貫して雑誌編集、書籍編集に携わる。
広告クリエイティブの専門誌『ブレーン』の編集、広告マーケティングの専門誌『宣伝会議』、ニュースサイト「アドタイ」での情報発信などを通じて、広告を中心とした様々なクリエイティブ分野の取材を重ねる。
これまで企画・編集した書籍に、『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』(佐藤可士和著)、『手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略』(磯部光毅著)、『合本 トップクリエイターのアイデア発想法・企画プレゼン術』『ブレーン広告年鑑』など。
馬場 鑑平 Kampei Baba
所属(会社)
バスキュール
役職(肩書き)
クリエイティブ・ディレクター
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】Cannes Lions / One Show / D&AD / 文化庁メディア芸術祭 / 経産省Innovative Technologiesほか多数受賞。

【主な作品・お仕事】近作は、ネスカフェBarista iを五感で体験する装置「COFFEE MOMENT ENSEMBLE」、エルメスのクリスマスコミュニケーション「エルメスのちいさな絵本」、タブレットの上で動く知育ロボット「TABO」、文部科学省の子供向けプログラミングコンテンツ「プログラミン」、東京の都市模型にプロジェクションマッピング「TOKYO CITY SYMPHONY」、プラントハンター西畠清順のインタラクティブ映像図鑑「THE SECRET GARDEN」、クリエイターを育てる学校「BAPA」など。

プロフィール
1976年大分県生まれ。慶應大学総合政策学部卒業後、2002年バスキュールにプログラマーとして入社。2010年クリエイティブディレクターに転身。
広告、アトラクションイベント、教育、アートなど、様々な領域のインタラクティブコンテンツの企画制作に携わる。
横澤 大輔 Daisuke Yokosawa
所属(会社)
ドワンゴ
役職(肩書き)
専務取締役CCO
受賞歴/審査委員歴/主な作品・お仕事

【受賞歴】
○2015 55th ACC CM FESTIVAL インタラクティブ部門クラフト賞プロデューサー賞
○ニコニコ超会議2015「リアルSUMOU」 55th ACC CM FESTIVAL インタラクティブ部門ACCゴールド受賞
○ニコニコ超会議 第19回 AMDアワード 優秀賞
○超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』 2016 56th ACC CM FESTIVAL インタラクティブ部門ACCブロンズ受賞
○超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』 第22回 AMDアワード 大賞/総務大臣賞受賞
○超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』 第1回クールジャパン・マッチングアワード グランプリ

【審査委員歴】
○2016 56th ACC CM FESTIVAL インタラクティブ部門審査委員
○オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査試行プロジェクト審査会委員
○豊島区庁舎跡地ネーミング審査委員会委員

【主な作品・お仕事】
豊島区国際アート・カルチャー都市プロデューサー
一般社団法人日本ネットクリエイター協会代表理事

○ニコニコ超会議統括プロデューサー
○ニコニコ闘会議統括プロデューサー
○池袋ハロウィンコスプレフェス統括プロデューサー
○超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』総合プロデューサー
○超歌舞伎『花街詞合鏡』総合プロデューサー

プロフィール
1981年東京都生まれ。 株式会社ドワンゴのコンテンツ戦略担当。
2001年よりドワンゴの携帯コンテンツ制作を始め、ニコニコ動画公式生放送や様々なイベント、新規事業を立ち上げる。ニコニコ超会議・闘会議では統括プロデューサーとして15万人超規模のイベントを手がけている。サブカルの365日リアルプラットフォームとして池袋にニコニコ本社を立ち上げ、毎年10月末の「池袋ハロウィンコスプレフェス」では、コスプレイヤーが、日本一集まるイベントを確立させた。ニコニコ超会議2016では、伝統芸能の歌舞伎とデジタルを融合させたオリジナル新作超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」の総合プロデューサーを務めた。