嶋審査委員長 審査講評
まず、お伝えしておきたい事がラジオCM制作に関わる若手クリエイター(アンダー29)の層がかなり厚くなって来た事。アンダー29カテゴリーの開設当時は、ラジオCMはあらゆるコミュニケーションの基礎的な要素を含むのに、若手があまりラジオの仕事に関わっていなかったし、作品も荒削りのものが多かった。ここ2年ほどファイナリスト以上に多くのアンダー29作品が選ばれるようになった。つまり、作品数も、質も着実に向上してきているという事だ。
そして、今年のグランプリ。数々の名作シリーズを生み出してきた大日本除虫菊が新たな進化をとげている。ゼロスクラッチでCMの新しい文脈を作り続ける姿勢には審査委員一同驚いた。
最後に、今年は昨今のメディア環境の変化に対応し、音声コンテンツによる企業コミュニケーションを評価するBカテゴリーを開設した。店内放送・機内音楽・遊園地の環境音から全く新しい聴力試験まで音の持つ可能性を感じる作品群と巡り会う事ができた。
総務大臣賞 / ACCグランプリ
ACCゴールド
ACCシルバー
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