2022 62nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 入賞作品リスト クリエイティブイノベーション部門

中村審査委員長 審査講評

「この部門は化ける!」
おととし予言したこのセリフが、事実になってきました。
ACCの中で唯一、広告・マーケの枠を飛び越えてピュアに「イノベーション」に向き合う部門です。
今年はスタートアップ、大企業のイノベーション、研究開発に軸を絞り、ふさわしい豪華な審査委員に入ってもらいました。また、なるたけ多くの受賞者を出すため、「パートナーズ賞」を創設した結果、応募数は、昨年比144%になりました。
審査でおもしろいのは「事業性をどう見るか?」です。スタートアップのピッチイベントではないので、右肩上がりのグラフは不要。しかし、世に根づくためには斬新さだけではなく、ビジネスも必要。結果、多角的な視野から「新しい!好き!世に根づく!」を突き詰めた、どこにもないオリジナリティを持つ賞になっていると自負しています。
ぼくの目からウロコが落ちたのは、審査委員との共創。例えばプロトタイプは「つくってみた」止まりのものだったりします。そこに審査委員の「こう見ると可能性に満ちている」という視点があり、受賞に上り詰めた作品がけっこうあります。
個人的に心に残った名言は、西野さんの「あえて不便をつくることでコミュニティは活性化する」かな。どの作品への発言かわかったら、ぜひDMください!

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